「特別展 ボストン美術館」〜日本美術の至宝〜
アメリカのボストン美術館は最も古い美術館のひとつに
数えられていて“東洋美術の殿堂”とも称されています。
1870年に設立され1876年の独立記念日に開館されました。
開館時には5600点であった収蔵品はボストン市民による寄贈によって
増え、現在では古代から現代までの45万点以上のコレクションを誇り、
その中でも、日本美術の収集は総数10万点を超えています。
今回は70点公開される中でも世界初となる作品等、名品も勢揃い!
日本に残っていれば、国宝や重要文化財の指定を受けてしかるべき
仏画や仏像。遣唐使 吉備真備の活躍をユーモラスに描く
「吉備大臣入唐絵巻」
平治の乱をドキュメンタリーのように描いた「平治物語絵巻」など
見応え十分。
そして今回、海を渡ってまぼろしの国宝が里帰りしたのが、
日本美術コレクションの中でひときわ異彩を放つ
曽我蕭白(
枠に収まりきれないほどの勢いと迫力で、
立体的で今にも動き出しそうな「雲龍図」の
(上記写真はポストカード)
140年の歴史を誇るボストン美術館は常に進化し魅力的な
美術館へと生まれ変わり続けています。
私たちも今に満足することなく、常に進化し続けてこそ価値がある!
どんな作品でも、先を見つめた映像制作やイベント制作を
目指していきたいものです。
◎東京、名古屋、九州を経て最終舞台となる大阪では、
6月16日(日)まで大阪市立美術館にて開催されています。
この機会にご興味のある方は是非行ってみては如何でしょうか?!
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