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「くちづけ」

 

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いよいよ明日25日 映画「くちづけ」が公開されます。

試写会で観たときの衝撃はここ最近の日本映画としてはとても

社会派だとまず感じました。

特に貫地谷しほりさん、竹中直人さんの

貫地谷しほり

看板

演技は抜群で、心にも響き圧倒されます。

実在の事件をもとに描かれた映画ですが、最初のあたりは

正直すごく重たい気持ちになりました。

内容は、公開前ですのであえて押さえますが、

知的障害者たちの自立支援のためのグループホーム「ひまわり荘」が

テーマです。原作は宅間孝行さん。

自身の劇団「東京セレソンデラックス」(12年前に解散)の為に書き下ろし、

当時、観客を感動の渦に巻き込みました。

セット図

伝説の舞台とも言われていました。

今回は社会派作品として、映画監督の堤 幸彦さんが映画化にされています。

漫画家のいっぽん(竹中直人)と、娘のマコ(貫地谷しほり)の物語なのですが、

30歳のカラダに7歳の心をもった天使のように

無垢な娘マコと娘の幸せを願う父いっぽん、

そしてひまわり荘の住人 うーやんたちが繰り広げる

貫地谷しほり1

愛の物語です。

しかし、純粋な気持ちを持つ住人たちと生活の中で

様々な「厳しい現実」と向き合い、葛藤する人たち。

深い愛の形とは何かを問いかけます。

この映画には強いメッセージが沢山詰まっていて、幸せとは?

私たちに出来る事は?正しい選択とは?とても考えさせられます。

感動の涙だけでは終わらせないとても深い内容です。

今の社会に対して、とても強いメッセージが込められていて、

観るものの「伝わり方」は様々でしょう。

その「伝わった」思いを、各自がもう一度、何が正しいのだろう!

どうなのか?と問いかける様な作品に仕上がっています。

その他、周りを固めるスタッフ、役者も素晴らしいです。

ラスト

ストーリーを見事に演出している一つには、

ある名曲をカバーしているのですが、映画館を出た瞬間から

この名曲を口ずさんでしまうぐらい、心の奥に深く刻まれます。

社会派モノとしての切り口としては、心理的背景と現実を

とても上手く表現されたと思います。

ご興味のある方はぜひ劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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